なつみみさんがうまく描けない

CLIP STUDIO PAINT

久しぶりに描いてみたら…

LINEスタンプ作成が達成できたので、久しぶりになつみみさんを描いてみようと思って描きました。
ところが、Gペンがうまく引けない。(家事おじさんは、ミリペンで描いていました。ミリペンだと線の太さが均一になるからです。)目が上手に描けない。(家事おじさんは、サングラスをしていました。)

さて困ったぞ。どうしよう。という状態が下の絵です。

今日は、顔の描き方のリハビリ日記になります。

写真と絵の違い

前にも紹介しましたが、絵が上手になるための練習として、なつみみさんに許可をもらって、健康体操のInstagramから絵を描いています。服の皺や影のでき方など、実際の写真をなぞることで絵を描いたときの違和感をなくせればと考えました。

写真をなぞるので、リアルな絵を描けるはず…だったのですが、下のようになってしまいました。服や椅子、ペットボトルといった物はそれなりに絵にできました。手や足も以前の調子で描けたと思います。

うまくいかないのは、顔でした。顔の輪郭、目の大きさ、髪のボリュームは、写真をなぞるだけでは、違和感を感じるばかりでした。目の位置や髪の毛のボリュームを変えてみましたが、なかなかうまくいきませんでした。

上が今回の絵、下が前に描いた絵です。下の絵は、7月に描いたものです。このときにリアルな目をイラストのキャラの目に変換して描くことができるようになったと思ったのですが、しばらく間が空いたためか、バランスの取り方のコツを忘れてしまっていました。

顔の描き方を工夫しました。

顔がうまく描けないので、顔の描き方を工夫することにしました。
写真の上に直接ペン入れをしたのが、下の図です。まつ毛を基準にして目を大きく描いてみました。

上の写真を消したものが、下の絵です。

それなりに見えますが、より漫画っぽくなるように、耳の方へ目を移動してみました。実際の写真と重ねたものが下の図です。

上の写真を消したものが下の絵です。

次に目が下向きなので、上向きに調整し、拡大してみました。ほんの少しの差なので、上と下の絵を見比べてください。
※CLIP STUDIO PAINTの「投げ縄選択」で目を囲むと、移動や回転、拡大や縮小ができるので、便利です。

最後に左目に合わせて右目の視線に違和感がないように描き直しました。それが下の絵です。

最初と比べて漫画っぽい絵になったかと思います。

終わりに

最終的に出来上がったのが下の絵です。

まとめると、目の描き方は次のようになりました。
①目は、実写のまつ毛を基準に大きく描く。
②「投げ縄選択」で目を囲み、移動や回転、拡大や縮小を試しながら、片目を理想とする目に近づける。
③左右の目のバランスを取る。

上の方法を使って試行錯誤することで目はなんとかなりました。でも、新しい課題も浮き彫りになりました。おでこと髪の毛のボリュームが漫画っぽくありません。それらについては今後も試行錯誤していきたいと思います。

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